
「もやもやの正体」
前職時代、
ビーチサンダルを商売にすると決めたとき、
家族や専門家からは反対ばかりでした。
季節商品、単価が安い、毎日使うものじゃない。
理由はいくらでもありました。
それでも「これしかない」と思い、進みました。
その後、
BEAMSやPARCOなどから声がかかるようになります。
けれど当時の自分には、
取引条件や進め方を相談できる相手がいませんでした。
お手本になる企業も、前例もない。
やっていることが正しいのかもわからない。
だから、ずっと、もやもやしていました。
──そして今なら、はっきり言えます。
あのもやもやは、
迷いではありませんでした。
お手本がないということは、
何か新しいことをやっている証拠。
その感覚は、
実際にやっている人間にしかわからないものです。
だからこそ、常に先を行ける。
たとえ真似されたとしても、
次の展開が自然と浮かんでくる。
もやもやの正体は、
「間違っているサイン」ではなく、
前に進んでいるというサインだった。
迷いながらでも、続けてきたからこそ、
最後は「ビーチサンダル屋」という仕事を
ちゃんとした職業として確立させたいと思っています。

コメント